さんまのわたたれ焼き
Equipment
- フライパン
Ingredients
- 2 尾 生さんま 内臓入ってるやつよ
- 1 大さじ ごま油
- 2 大さじ しょうゆ
- 2 大さじ みりん
- 2 大さじ 酒
Instructions
さんまの下準備 ややグロいけど事実こう。
- さんまは内臓が取り除かれていない、生さんまを使わないと意味がない。
- 頭を落として、切り口からさんまの内臓を取り出します。
- 内臓を抜いたボディはよく洗って、3等分にします。
- 取り分けたさんまの内臓を、ザルやこし器でこします。ザルの外側についたのも、すくってちゃんと使ってね。
- こした内臓に、しょうゆ・みりん・酒を加えて伸ばします。
- フライパンを熱して、ごま油を入れたらサンマを焼き始めます。すぐには動かさないこと。
- きっちり焼き目がついてからひっくり返します。身が崩れやすいから丁寧に。
- 両面にしっかり焼色がついたら、わたソースを入れます。火は中火。
- スプーンで汁をかけながら、煮絡めていきます。
- 汁から水分が飛んで、煮詰まってきたら火を止めて盛り付けます。小口ネギやあさつきを添えると良いわよ。
Notes
秋の味覚といえば、さんまですのにねぇ…近年ではめっちゃ高級魚じゃん!!ってぐらいに躊躇するお値段がついていて、気軽に一般家庭の食卓に登場することがなくなりました。それもそのはず、見てよこの漁獲量。
ここから2008年みたいな漁獲量に増えることってあるのかしら?爆発的に繁殖したとしても、それはそれで生態系にはあまり良いことではないだろうし…。さんまの寿命は2年なのに、脂が乗りきる前のさんまを好む中国と韓国がゴッソリ若い1年魚を捕りすぎてる話をさかなクンさんが言ってた気がする。絶滅するまで食い尽くす中国に目をつけられたら、もう終わりかも知れない…てわたしみたいな素人は考えちゃうわね。
悲しいかな、それでも慣れ親しんだ味が忘れられないのが人間。うなぎもそうよね。慣れた美味しさでホッと安心感を得たい欲求が上回ってしまう。わたしもその傾向はあるわね。さんま大好きなんだもの。
さんま大好きなくせに、わたの苦味が苦手でいつも食べられなくて残していて、身よりわたのほうが大好きなヒゲにいつもあげていました。さんまは胃がない魚なので、夜に獲られたさんまには食べたものが残っていないから内臓まで美味しいんですって。胃がないのは知らなかった…なるほど。
あの苦味をもうちょっとマイルドにしたら食べられるんじゃないかなーと思って、日本三大調味料をぶちこんで形を変えてみたら、まぁ美味しいこと美味しいこと。
これなら多少お値段がお高いのは目をつぶって、さんまを味わう価値はあるわ。中国に食い尽くされる前に、食べられるときに食べておきたい気持ちもあるけれど(笑)
砂糖は入れず、みりんの甘さぐらいで十分だと思います。酒も日本酒でやってね。お醤油は、刺身用の生醤油だと熱と脂に負けるので、濃口のお醤油を使います。
我が家はヒゲタの本膳がデフォしょうゆです。便利な一滴ずつ使えるあの容器は、キッコーマンが特許を持っているのでキッコーマンを通さないと絶対に使用できないの。だから醤油の美味しさのためにヒゲタが頭下げて使わせてもらってる感じ。ある意味、見上げた醤油愛だけど(笑)キッコーマンとロゴが並んでるのはそういう理由がある。味は100%ヒゲタ製だから問題ないわ。
お魚はお肉と比べてお値段が高いから敬遠しがちになるけれど、たまには季節のものを味わって生活満足度を上げておきたいわね。
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