思ってたより怖かった。
でもハロウィンぽいし、子どもでも楽しくできそう。口からだけうまいことケチャップ(^q^)ダーってできるわけないじゃない?そりゃ目だって飛び出るわよ(笑)
これ系のマッシュポテトを形成した、いわゆるスマイルポテトは子どもには不動の人気商品。ちょっと目を離したら食事中でも遊びはじめてしまって、ただ子どもに食べさせるってだけでも苦労するから、「ほ~ら、アンパンマンのポテトだよ~」って食べ物に興味を持たせられるって、世のお母さんたちには嬉しい要素なのだと思います。
版権商品だから仕方ないけど、イモの冷食でしかないのにお高い。アンパンマンは幼児から大人まで安心のブランドだから強いのよね。形もシンプルだから形成にも向いてるし。たぶんこれの元祖は、マッケインのスマイルポテトになるのかしらね。
商標登録があって、一般認識のスマイルマークを使った他社の冷凍ポテト『パクリ系スマイルポテト』は片っ端から訴えていってるみたいね。元祖を譲らない強固な姿勢(笑)だから、よく見ると他社のは『スマイリーポテト』だったり、『スマイル・ポテト』だったりする。商標って取ったもん勝ちだものね。それでも間違えて買う人はいるでしょうけれどね。
味の方はどうかというと、塩味濃いめで油を吹き付けた表面のおかげで、油で揚げなくてもオーブンでカリカリに仕上がる上質さがあるわ。逆にいえば似たようなスマイルポテトでお値段が安いのは、その油を吹き付ける手間をかけていないので、オーブンで焼くと表面も中身もパッサパサになるのよ。
生のじゃがいもを切って冷凍しただけの自然に近い状態で売っているポテトほど、揚げずにオーブンで焼いただけのときに顕著な違いが出るわ。オーブンで焼いただけなのに、揚げたてのように表面がカリッと、中ほくほくに仕上がるポテトはなんらかの処理がされているものってことね。だからそこそこお値段が高い。
自宅でポテトチップスを作ったら、すぐにヘニャヘニャに柔らかくなったりして残念な思いをした料理初心者もいるでしょう。かくいう私もそうでした(笑)家で薄く切ったじゃがいもを揚げればポテトチップ食べ放題じゃん!って、幼少期に自分で見つけた大発見にワクワクしたわ。
いつも食べてる市販のポテトチップスみたいにならない失敗を知ったことで、イモの持つ水分と油の温度の関係性という、まさに料理は化学なのだと知るきっかけにもなったわね。本当に、愛情だけじゃ美味しくはならない現実がそこにあるのよ。見て想像するのと、実際やるのとじゃ大違い。幼少期にこれを知れたのは良かったと思いますけれどね。
だからこそ、揚げるだけで美味しい冷凍のポテトは偉大なの。
ポテトを油で揚げている間にどうなるか、表面積や熱伝導によるタンパク質やデンプンの凝固具合など、ちゃんと計算して表面の処理をしている。普段からマクドナルドなどのファストフード店で食べるポテトと、ただ生のじゃがいもを切って揚げただけとは完全に違うのは、そこに企業の努力があるからなのを知って食べると、より美味しく感動できるんじゃないかしら。
もちろん、ちゃんと全部食べましたわよ。マスタードやバーベキューソースなどでやっても面白いかもね。
ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。