うにといくらのクリームパスタ
Equipment
- ボウル
- 電子レンジ
Ingredients
- 200 g スパゲッティ
- 200 ml 生クリーム
- 2 大さじ いくら
- 3 大さじ 瓶詰めの粒うに
- 3 大さじ かつおの酒盗
- 2 枚 瓶詰めのアンチョビ ペーストなら大さじ3
- 2 大さじ おろしにんにく
- 2 大さじ 白ワイン
- 1 小さじ 味の素
- ½ 小さじ 塩
- 3 大さじ 有塩バター
Instructions
Notes
わたしの特技のひとつに、食べたものの材料や味付けを分解してレシピ化できる、というものがあります。外食先で食べた美味しいものを、自宅で手軽に簡単に再現できないかなぁ?と常に考えながら食べている。お店側からしたらいい迷惑よね、味を盗もうとしてるんだから(笑)
これは美味しい味付けに使われている元の味を知っていなきゃできないので、食材となっているものはわりとなんでもすぐ口に入れます。これをどうしたらどんな味になるのか、知ることが楽しくて大好き。猫のエサや缶詰も食べて味見して、ウチの子の好きな味を把握しているほど。味への探求がどうやら普通じゃないらしい(笑)
いつだったか銀座の高級レストランで出てきたパスタがとても美味しくて、それを完全再現したのがこのソースレシピです。あまりの美味しさに唸るほど旨味が凝縮されたパスタソースですわ。
ここまでシンプルなら高級食材を使えばそりゃ間違いなく美味しいのですが、あくまで家庭の台所で無理なく作れる美味しいものというわたし独自のルールを設けているため、あえて瓶詰めを使っています。たぶんそこらへんのスーパーマーケットのお魚コーナーに置いてあるような手軽さで手に入るもの。
うにの瓶詰めって、値段もわりとピンきりなのよね。当然使われているうにの割合によるんだろうけれど、珍味として売られている300円ぐらいの瓶詰めでも十分美味しかったわ。練りうにでも使えるわよ。
元ネタのパスタをレストランで食べたときに、若干アンチョビの塩味が強かった。塩味を抑えて旨味を足せば我が家好みになるなと考えて入れたのが、この酒盗。テスト段階ではまぐろの酒盗を使いましたが、かつおの酒盗にしたときにこちらのほうがよりベストな旨味が出せたのよね。単品でおつまみとして食べるなら、まぐろの酒盗のほうが美味しいのですけれどね。使い方次第で味が変わるんだなと思ったわ。
イタリアンでよく使われるアンチョビ。塩味が強いけど旨味も強い。瓶詰めや缶詰で売られていることが多いのですが、この瓶詰めはたっぷり入っているように見えて実はフタを開けると中が空洞だったわ…。瓶の内側にアンチョビが貼り付けてあって、いっぱい入っているように見せてた(笑)ある意味企業努力よね、騙されたけど仕方ない。美味しいから許す。
アンチョビをペースト状にして使いやすくしてあるものも売ってますわ。今回みたいなソースに使うなら、ペーストタイプのほうが潰す手間もなくて混ぜやすいしいいかもね。ちょっと割高なんだけど。
いくらは、黒くなってない醤油漬けがいいわね。色も大切。年末年始には良いものが出回るけれど、それ以外は需要が低いのかスーパーマーケットの定番棚にあることはあるけど割高。だからあったほうが美味しいけれど、絶対ではないわ。たらこやすじこを替わりに使ってみたりしたんだけど、塩味が強すぎてダメだったの。いくらの魚卵パワーはいくらでしか出せなかった。唯一無二。
これら瓶詰めを混ぜて和えるだけだからとても簡単に、おもいっきりリッチな味のグレードが高い高級パスタを家庭の食卓に登場させることができます。クリスマスや誕生日パーティなどでコース料理を作るときや、記念日などのランチにピッタリだと思います。ぜひお試しになってね。本当に美味しいわよ~~。
ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。