福耳とうがらしと茄子の肉味噌炒め
Equipment
- フライパン
Ingredients
- 4 本 福耳とうがらし
- 4 本 茄子
- 150 g 豚挽き肉
- 2 大さじ ごま油
- 2 大さじ 水溶き片栗粉 片栗粉1:水1
合わせ調味料
- 2 大さじ 砂糖
- 2 大さじ しょうゆ
- 2 大さじ 味噌 我が家はこうじ
- 2 大さじ みりん
- 1 大さじ おろししょうが
あればいいわね
- 少々 蒸し豆苗
- 少々 刻み小口ネギ
Instructions
Notes

肉の脂+茄子=最狂悪魔の味。
なぁんでこんなに美味しいのかしらねぇ…夏の茄子はいくら食べても飽きませんわ。とはいえ、茄子だけだと栄養が乏しいので、同じく夏野菜の今が旬でうまうまな福耳とうがらしを合わせてみました。
福耳とうがらしは、名前こそとうがらしとはいえ、種を取り除けばピーマンと似たような味で辛味はなく、しかも肉厚で食べごたえ抜群の美味しい夏野菜ですわ。名前で敬遠されがちなので、八百屋さんではお安く売ってたりして手に入れやすいのも嬉しいわね。
脂で炒めることで、茄子もとうがらしもツヤが出て色も鮮やかになるので食欲をそそります。そこに甘辛い味付けの肉味噌がこってり絡んでるなんて、ご飯がいくらあっても足りません(笑)
こーいう場合の『味噌』は、ご家庭で味噌汁に使っているお味噌を使うのが一番よ。白や赤を常時ストックしていて、料理や素材に合わせてブレンドしている使い方を常日頃からやっているなら、赤寄りの麹味噌をオススメしますけれど、そこまで味噌に比重置いてる一般家庭は少ないでしょ。冷蔵庫で場所も取りますし。
我が家はマルサン純正こうじみそをデフォ味噌として使っています。味噌だけは各々お住まいの地域の差があまりにも出すぎるので、一言で『美味しい味噌』なんて言えるものじゃないわ。よく出身地が違う夫婦で味噌汁の味でモメるなんて話がありますけれど、慣れた味ってなかなか歳を食えば食うほど変えられないものよね。
それでも美味しいと聞けば食べてみたい試してみたいロリ子家は、結構他の味噌も試しています。
祖父母の影響で東北寄りの味噌の味しか知らなかったので、南の地域の味噌の味を知りたくて買ってみたフンドーキンの麦味噌。甘い甘いと聞いていたので、わりとおっかなびっくり味噌汁にしましたが、甘めとはいえ味噌のレベルは超えない甘さ。東北系のしょっぱい味噌から比べればそりゃあ甘いけど、といったところ。コクがあってまろみを感じる美味しさでしたわ。ローテに入れたい。
味噌職人からすれば、ダシを混ぜて味噌本来の味に味付けしてしまった邪道中の邪道味噌、だし入り味噌のパイオニアであるマルコメ。でも、多くの一般人が求めていたのは、『味はそこそこでラクして美味い味噌』だったということなのよ。味噌を入れる手間でダシも入ってて味噌汁ができるならそれでいい。多くの人は味噌の味にそこまでこだわってないという現実が見えちゃった節目の逸品。もちろんこれも美味しいわよ。だからスゴイのよ。
味噌にこだわったらキリがないのですけれど、わたしは楽して美味しくする企業努力は全面的にウェルカムな考え方なので、味はもちろんどんどん新しい手法や技術は見たいし試していきたいわね。何かいいものをご存知でしたら、ぜひとも教えて頂けると嬉しいわ(´▽`)
ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。