ロリ子さんちのガトーショコラ・ネメシス

無塩バターを余らせたくないから一箱使い切りで作ったわ。

有塩バターでもいいけど、その時の量は120gぐらいにしといたほうがいいと思うわよ。あまり塩が入りすぎても美味しくないからね。

そもそもきっかけが、無印良品のカフェで注文したチョコレートケーキがめちゃくちゃ美味しかったの。シェフが作るコラボデザートだったんだけど、粉っぽくなくて口の中でとろける濃厚なチョコレートアイスクリームみたいなのに、焼かれてるガトーショコラって感じ。

ネメシス超うめぇ！！！( ﾟдﾟ)

ってなって、ヒゲと美味いウマい言いながら夢中で食べてた。美味しいからまた食べたい、買って帰ろう・・・ではなく、『ウチで作りたい』と考えてしまうのが我が家。無印カフェで食べながら、ひたすら味と食感だけを頼りにレシピを予測し、試作一発で出来上がってしまったロリ子流チョコレートネメシス。

わたし天才すぎない？

焼き時間を浅くして、表面だけ焼けたらあとは冷蔵庫で冷やし固めたほうがベストでしたわ。ちなみに、これを冷やしたらこうなる。↓

掛川シェフが考えた方のマジもんのチョコレートネメシスには、お高いお砂糖が使われていますが、まぁ一般家庭の台所で再現するならグラニュー糖か三温糖でよろしいかと。ただ、これほぼチョコレートの味と質がそのまんま出ると考えて作っていただきたいの。

だから我が家は絶対安定のバンホーテンプロフェッショナル エキストラダークチョコレートを使用しています。製菓用チョコレートはカカオの濃さが選べますが、なるべく不純物の少ない70%以上のチョコレートのほうが、より美味しくて濃厚な風味を味わえると思います。

お菓子作りはそんなに得意ではないわたしだけど、このチョコレートを使うようになってから、あまり失敗しなくなったのよね。多少温度調節を雑にやっても分離したりしなくて助かってます。甘さ控えめに作れるのも良い点ね。

日本はバレンタインの時期になると、チョコレートで大騒ぎになりますわね。クリスマスのケンタッキーフライドチキンみたいに、企業が仕掛けたムーブが定着したイベントってだけなんですけれど、それでも恋する人間の数だけドラマが生まれるのっていいわねぇ・・・素敵だわ。

いまは友チョコとか、自分が食べたい子と販路拡大したい企業の思惑が絡み合って高級チョコレートが主力になっているみたいだけれど、たとえ製菓用チョコレートを溶かして固めただけの『手作りチョコレート』を初めて作る思い出はプライスレスよ。

ちなみに、小麦粉を使ったさっくり食感のガトーショコラのレシピもあるのよ。

グルテンフリーのガトーショコラネメシスのレシピは溶かして混ぜて焼くだけのめちゃくちゃかんたんレシピなので、ぜひ世の手作りチョコレートでがんばりたい子の助けになれば嬉しいわ。

ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。