牡蠣とニラの辛子炒め
Equipment
- フライパン
- 揚げ油
- キッチンペーパー
- ビニール袋
Ingredients
- 500 g 牡蠣 加熱用 2パックぐらい
- 2 大さじ 片栗粉
- 1 束 ニラ
- 1 大さじ ごま油
たれ材料
- 1 大さじ オイスターソース
- 1 大さじ おろしにんにく
- 2 cm チューブねりからし
- 1 大さじ がらスープの素 あさりダシダでもOK
- 200 ml 水
Instructions
- 牡蠣は酒(分量外)をかけて、5分ほど置きます。
- ニラは5cmぐらいに切っておきます。
- キッチンペーパーに牡蠣を並べて、よく水気を拭き取ります。
- 上からも押さえてね。
- ビニール袋に片栗粉と牡蠣を入れて振り、牡蠣の周りにまんべんなく片栗粉がつくようにします。
- 180℃の油で約3分揚げます。薄く色づく程度でいいわよ。
- 一度取り出して油を切ってね。
- ごま油を入れて熱したフライパンに、ニラを入れてサッと炒めます。
- ニラに火が通り始めたら、揚げた牡蠣を戻し入れます。
- 水以外のタレ材料をよく合わせてから、水を注いで溶かしておきます。
- タレ材料を入れて、すぐに全体的に絡ませます。揚げた牡蠣の衣が水分を吸ってとろみが出ますが、もっと餡が欲しい場合は水溶き片栗粉を大さじ1入れます。
- 器に盛ってできあがり。
Notes
TVを観ていたヒゲが、おもむろに「これ食べたい」と画面を指して言い出すことがまれによくある我が家。そんな簡単に名店のお料理が家で食べられるわけないだろ!!・・・いや、これ・・・あぁなるほど、いけるか?うむ、やれるかも・・・みたいな、完全に勝手なわたしの想像で、見様見真似に作ったりします。
今回のレシピは、孤独のグルメを観ていたヒゲが、「これ食びてぃ」と言い出したもの。画面の中の本物は、牡蠣の殻に乗せられて提供される大粒の牡蠣のあんかけ風で、1人前2個?のものでした。
試作で一度作ったのですが、同じようにソースを濃い茶色にしたら、味が濃すぎて単なるオイスターソース味になってしまったり、牡蠣を直接炒めたことで身が縮んで悲しいぐらい小さくなってしまったりしました。そもそも超大粒の牡蠣を手に入れるのって難しいのよね。お高いし。
ということで、近所のスーパーマーケットで売っている鍋用の牡蠣を使って、と変化していきました。器にするために殻付きを買っても開ける作業もまた面倒だし危険だし、家で食べるのに邪魔ですし、そこは省いてます。しかも、TVの画面を見て美味しそうと思ったヒゲが、どんな味を想像していたかが再現レシピのキーになってたりする(笑)
というところを考えて、牡蠣のンマいやつが出来上がりました。
牡蠣を揚げたのは、身の形をキープしたまま、あんかけ風のとろみを絡ませたかったから。せっかく本物の牡蠣を使っているのだから、オイスターソースを濃い目に使ってオイスターソース味にしてしまうのはもったいない気がして、控えめにした代わりにあさりのダシを使っています。
なかったら鶏ガラスープの素でもじゅうぶん旨味は引き立ちますわ。あくまでとろみのついたソースは、牡蠣を味わうためのもの。最悪、塩味のあんかけでも十分美味しくなるんじゃないかしら。
我が家が常備しているオイスターソースは、李錦記のもの。
ユウキよりも牡蠣の旨味がよく出ている気がします。妙に安いオイスターソースは、塩と砂糖が強すぎて、目的である牡蠣のエキスは少なめにごまかされたオイスターソースだったりするのよね。牡蠣自体がお高いものだから、オイスターソースだってちゃんと牡蠣を使ってたらお値段相応になるはずでしょ。だから、見た目や雰囲気に騙されたお買い物をしないようにしましょうね。
使っている辛子は、どこのスーパーマーケットでも売っている一般的なもの。我が家は、S&Bの和からしが好きで使っています。
もちろん、ふつうの黄色いねりからしでもいいんだけれど、和からしのほうが辛さがひときわ強いのよ。辛いのが大丈夫な人はぜひ次に買い足すときに思い出してくれると嬉しいわ。
マスタードやからしの味には、辛味だけじゃなくて酸味も入っています。だから肉などの脂と一緒に食べると味が引き立つのよね。今回のレシピも、塩味へのカウンターとして辛子を入れることで深い味わいになってますわ。小さなお子様と一緒に食べるなら、辛子じゃなくてマヨネーズのほうがいいかもしれないわね。
おでんや肉まん、シュウマイ以外ではあまり登場しない辛子ですが、お料理にちょっと入れることで味の幅が広がったりする名クローザーだったりします。ぜひいろいろな料理に合わせて味わってみてくださいな。
ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。