海の幸ミルフィーユ
Equipment
- セルクル またはペットボトルを切ったもの
Ingredients
- 2 個 アボカド
- 150 g スモークサーモンの切り落とし
- 100 g かにかま
- 80 g とびっこ
- 50 g いくらの醤油漬け
- 2 cm わさび チューブでいいわよ
- 1 小さじ レモン汁
- 少々 塩
Instructions
- 製菓用セルクルがあればいいけど、ペットボトルの上下を切り落としたものでもじゅうぶんよ。
- アボカドは種と皮を取り除いて、ダイスカットします。
- ボウルに刻んだアボカドに軽く塩をふり、わさび1cmぐらいと、レモン汁を入れて軽く混ぜ合わせます。
- スモークサーモンは大きいなら少し刻んでおくといいかも。
- ボウルにスモークサーモンとわさびを混ぜ合わせておきます。
- お皿の上に筒状のペットボトルを乗せ、かにかまをほぐして敷き詰めます。
- その上にアボカドを敷き詰める。
- スモークサーモンを詰める。
- とびっこを詰める。
- アボカド、スモークサーモン、とびっこと重ねていきます。
- 一番上をかにかまのほぐしにします。
- 横からみるとこんなかんじ。このまま食べる直前まで冷やします。
- ゆっくりと筒を外して、上からとびっこといくらをこぼれ乗せして出来上がり。
Notes
見て、この魚卵の輝き。
魚卵の美味しいレストランで、これにキャビアをがっつり盛った高級な冷菜を頂いたのが美味しすぎて、家でも気軽に食べられるようアレンジを加えたものですの。キャビアはあれば添えていただくほうが、そりゃあ超絶美味しくなるんでしょうけれど、いつでもどこでも手に入る食材じゃないのでレシピからは外しました。
正直、いくらの醤油漬けだって高いわよね~~。なくても成立するけど、やっぱり乗せたい。外せない。
魚卵はそれだけで旨味の塊なので、なるべく手を加えずにそのまま美味しく頂きたいところ。とびっこは美味しいだけでなく食感も楽しいので、アボカドのねっとりとした口当たりに対するカウンターとして必要ですの。
このミルフィーユは、スプーンで崩しながら混ぜて食べるものなので、ひとくちでいろいろな味と食感が楽しめるところも気に入っています。贅沢素材てんこ盛りですからね、めっちゃ背徳感あります笑
かさ増し要因としてのカニカマですが、わたしのお気に入りのカニカマは、やっぱりスギヨの香り箱ですわね。
どんな業界にも狂人の域に達するほど極めし者って存在しますけれど、このスギヨの香り箱はカニの身になりたすぎて本物のカニを超えるという、社長の狂気を感じるほど味と質感にこだわったカニカマ。(ほめてる
スーパーの陳列棚には、かまぼこなどの練り物コーナーではなく、刺身などの鮮魚棚に置くことを条件としている意識の高さ。この会社だいぶあたまおかしい。(ほめてる
味や見た目だけでなく、特筆すべきはその身のほぐれ具合。本物のカニ身と間違うほどの口当たりと弾力感に加えて、口の中でほろっと割けほぐれていく食感がマジでカニ。フェイクがオリジナルを超えてくる僅差の瞬間を、このカニカマで味わえます。何度も言うけどこの執念がとてもヤバい。(超ほめてる
この次点としていい仕事をしているカニカマが、カネテツのほぼカニ。
スギヨの香り箱より若干リアルなカニの身感が薄れ、「これはカニカマだな」を感じさせるのですが、価格面では相当な企業努力を感じる優秀なカニカマですわ。ご丁寧にカニ酢付きなのですが、正直なくていいのでもうちょっと価格ダウンして頂ければダースで買います。
カニカマをほぐすのも面倒だ、という方にはこちらのニッスイ『海からサラダフレーク』がおすすめね。
イメージとしては、足の太い毛ガニなんかの足の身がほぐれたものと思っていただけるといいかしら。最初からほろほろ崩れているので、サラダのトッピングやオムレツに入れたりなどとても使いやすいのです。さすがにどこからどう見てもカニカマなんですけれど、食べやすい使いやすいカジュアル感があって良いと思います。どこのスーパーマーケットにも売ってますしね。お手軽さが良いですわ。
カニカマだけに限らずちょっとした冷菜も、トッピングに魚卵を使うと急に豪勢に感じるので、ご褒美的な日にぜひお試しくださいな。食べ過ぎは良くないけれど、たまのちょっとした贅沢に、好きなお酒とともに味わって頂けたらと思います。