菜の花と海老のガーリック炒め
Equipment
- フライパン
Ingredients
- 2 束 菜の花
- 200 g むきえび
- 2 かけ にんにく
- 1 大さじ おろしにんにく チューブでいいわよ
- 2 大さじ オリーブオイル
- 2 大さじ 白ワイン
- 1 小さじ 輪切り唐辛子
- 適量 塩コショウ
- 適量 味の素
Instructions
- 菜の花は固くて太い茎が気になるなら、すこし切り落として5~6cmぐらいの長さに切ります。
- 海老は殻付きなら殻と背わたをとって洗ってね。
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、スライスしたにんにくに軽く火を通します。にんにくに、うっすら色がついてきたら一度取り出します。
- フライパンに残ったオイルにむいた海老を入れ、中火にかけます。
- おろしにんにくを加えて全体的に絡めます。
- 白ワインを入れてフタをし、弱火で5分蒸し焼きにします。
- 海老にうっすら焼き色がついた状態。
- よく洗って水を切った菜の花を入れ、中火にして海老の汁とオイルと絡ませます。
- しんなりしてきたら、取り出しておいたスライスにんにくを戻し、塩コショウ味の素を入れて1分ほど炒めます。パスタで食べたかったら、ここで茹で上がったパスタを投入してね。
- お皿に盛って出来上がり。わりと葉の花から汁が出るのでそれも美味しく頂いてくださいな。
Notes

葉の花のほろ苦い味を楽しめてこそオトナ。
寒かった冬の時期を乗り越えて、一斉に暖かな春に向かって咲こうとするのを、花が咲く直前の栄養豊富な時を狙っていただく春の旬食材・菜の花。ふきのとうや若たけのこもそうだけど、春の野菜って厳しい冬の時期を生き抜いた植物のフルパワーを食べるので実はアクが強かったり、苦かったりするものが多いのよね。

生き物のこれからって時のフルパワー充電状態を食べるので、すごく栄養豊富だけど、その刺激が人によってはおなかがゆるくなったり、ニキビなどの吹き出物やかゆみなどで肌に現れることがありますわ。だから、美味しいけど食べすぎには要注意よ。
でもせっかく四季のある国にいるなら、春の食材は美味しい時期に美味しく頂きたいものですわね。海からも山からも、春の命の芽吹きは美味しい旬素材として出回ってますわ。スーパーで見つけたら、ぜひ鮮度のいいうちにゲットしておきましょ。

菜の花は、火を通すと簡単に柔らかくなります。だから茹ですぎや焼き過ぎは食感も損なうので、火加減だいじよ。今回のガーリック炒めも、海老から出たオリーブオイルとの炒め汁に絡める程度の熱の通し方でいい。フタして1分とかその程度の蒸し焼きぐらいがちょうどいい。
もっとヘルシーに頂きたいなら、オイルを使わずに電子レンジで酒蒸しにするのでもいいわよ。蒸し器を使ってもいいんだけれど、それにすると海老の茹で汁や菜の花の旨味が網目から落ちてしまうので、皿に盛ってレンチンしたほうがいいかもしれないわね。
我が家で使ってる、電子レンジ専用蒸し器はこれ。

こいつホントに使えるいい子なの。ダイエット中の温野菜サラダなんてこれに並べて電子レンジに入れるだけだから、すごく簡単に蒸せるの。茹でると栄養やうまみがお湯に逃げちゃうから、美味しさを求めるなら蒸すって選択肢はだいじよ。
ただの菜の花のおひたしを作るだけなら、これに菜の花入れて2分でいい。それに鰹節と醤油をひとたらしで、立派なごちそうができちゃうわ。春の時期ならスーパーの鮮魚コーナーには必ずあると言っていいほどの、釜揚げしらすをたっぷり混ぜて和えてしまうのもいいわね。
春は、春に採れる春の美味しいものをいっぱい楽しみましょうね。
ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。
