いちごのレアチーズケーキ
Equipment
- ケーキ型 15cm または 18cm
- クッキングシート
- 3 大きなボウル
- 3 小さなボウル
- 2 小さなガラス器
- ゴムベラ
- 電子レンジ
- 小さな鍋
- 電子レンジ
- 広めに空けた冷蔵庫スペース
- ジプロックなどの厚手ビニール袋
- フードプロセッサー またはブレンダー
Ingredients
- 2 パック いちご 500gぐらいかしらねぇ?
土台部分
- 200 g パイのお菓子 今回は源氏パイを使っています
- 30 g 無塩バター
いちごレアチーズ部分
- 200 g クリームチーズ
- 30 g グラニュー糖
- 100 g ギリシャヨーグルト(無糖) なければ普通のでもOK
- 200 ml 生クリーム
- 15 g グラニュー糖
- 30 ml 牛乳
- 6 g ゼラチン
いちごピューレ部分
- 220 g いちご 2パックから形が悪いものとか潰れてるものを選ぶ
- 30 g グラニュー糖
- 1 大さじ レモン汁 1個分ぐらい
いちごゼリー液用
- 35 ml 水
- 5 g ゼラチン
透明ゼリー部分
- 100 ml お湯
- 40 g グラニュー糖
- 2 小さじ レモン汁
透明ゼリー液用
- 100 ml 水
- 7 g ゼラチン
分量外
- 氷水
- 湯煎用のお湯
Instructions
下準備
- クリームチーズは冷蔵庫から取り出して、室温にしておきましょう。
- いちごは洗ってヘタを取り、形の崩れているものや傷んでるものなどを選んで220g取り分けておく。
- ケーキ型のフチにクッキングシートで囲みを作っておきます。
土台部分
- パイのお菓子をビニール袋に入れて粉になるまで砕きます。
- 今回は、源氏パイを使っていますわよ。ホームパイとかうなぎパイとかクラッカーなどお好みでよろしいかと。
- 無塩バターを20秒ほどレンチンして溶かしバターにして、砕いたパイに混ぜます。
- よく混ざったら、ケーキ型に入れます。
- スプーンやゴムベラでしっかり押し固めて、冷蔵庫で冷やします。
いちごレアチーズ部分
- 大きなボウルに、クリームチーズ+グラニュー糖+ギリシャヨーグルトを入れてよく練ります。
- このぐらいのクリーム状になるまで混ぜます。
- 牛乳を30秒ほどレンチンして温め、ゼラチンを入れます。
- よく混ぜてゼラチンを溶かしてね。寒い時期は湯煎にかけながら混ぜてくださいな。
- クリームチーズのボウルに牛乳ゼラチン液を入れてよく混ぜ合わせます。
いちごピューレ作り
- 取り分けた形の悪いいちご220gを適度に刻みます。
- 鍋にいちご+グラニュー糖+レモン汁を入れて、弱火にかけます。
- 鍋が温まってくると、砂糖が溶けて水分が出始めるので、そこで火を止めます。
- ハンドブレンダーか、ジューサーやフードプロセッサーで温まったいちごを液状にします。
- いちごピューレを80g取り出し、クリームチーズのボウルに合わせ入れて混ぜます。
- 別の大きめボウルに生クリームを入れて泡立てます。
- 少しずつグラニュー糖を加えながら泡立てていきます。
- ゆるめに泡立ったらストップ。
- いちごレアチーズとゆるめホイップを混ぜ合わせます。
- なるべく泡を潰さずに、薄いピンク色に均一化しましょう。
- ケーキ型に流し込みます。
- ゴムベラで隙間をなくし、ケーキ型をトントン落としながら空気を抜いて冷蔵庫で30分ほど冷やします。
いちごゼリー作り
- 水を30秒ほどレンチンして温めてからゼラチンを入れて、よく溶かします。
- 残ったいちごピューレにゼラチン液を入れてよく混ぜます。
- レアチーズ部分が冷え固まっているのを確認してから、いちごゼリーを流し込み、30分ほど冷蔵庫で冷やします。
Notes
わたしの女子力は530000です。
ってフリーザ様の悪い顔して言いたい。ドヤ顔で言ってみたい。このジェンダーフリーのご時世に『女子力』って言葉自体が刺されそうだけれども、可愛くてキラキラしたものに胸を踊らせ悶える衝動をなんて表現したらよいのかしら?乙女心って文字列もギリギリよね。
わたし、いちごの色も形も味も香りも大好きなのです。可愛いと美味しいを同時にその身に宿すとか、もう存在が神。ヤバい。語彙力を失うレベルで好き。
海外でのいちごは、ブルーベリーやラズベリーなどの甘酸っぱい果物のうちのひとつでしかないのだけれど、日本人の『甘い生いちごを食したい』という欲望が世界レベルでも異様すぎて、恐ろしく甘いものを錬成してきた我が国。
外国人が日本で売られているいちごを見て、『高すぎ』『包装しすぎ』と、たかがいちごになぜここまで?土地が少ないから?と疑問に思った人が、初めて日本のいちごを食べた時に全てを理解するほどショックを受けるそうな。それぐらい味が違う、日本のいちご。
いちご馬鹿が多すぎるのよ、この国。
超ありがたさしかない。素晴らしいイチゴ農家のひとたちありがとう(´;ω;`)
そんな日本のいちごの特徴を、余すこと無く味わうために形にしたレアチーズケーキが今回のレシピなの。
生のいちごも、いちごの味が濃いゼリーも、いちごが香るレアチーズケーキも全部味わいたい。味も当然だけど、見た目も可愛くいちご映えのきゅんきゅんするやつ作りたい!と、わたしの欲望全部盛りになりました。そのぶん作成工程が多くなってしまって、時間はかかるしかんたん誰でもとは言えなくなってしまったのだけれど、苦労に見合う出来にはなっております。
今回、土台に使っているお菓子のパイ。当然のように既製品を使っています。わたしのおすすめは源氏パイ。
このままでも十分美味しいのに、粉にして固めるという暴挙。よくあるクラッカーでも良いのですけれど、源氏パイのわずかな塩味がレアチーズケーキと合いますのよ~。だからあえて市販のパイ菓子を使っています。どこでも手に入りますしね。
屋外栽培のいちごの旬は4月~6月の梅雨時期ぐらいまで。クリスマスなどにもいちごが多く店頭にならんだりするので、いちごの旬は冬からだと思ってる人も少なくないようなのですけれど、ハウス栽培も主流になってほぼ年中手に入るから、旬がわからなくなるのも仕方ないわよね。
旬の時期以外でも、冷凍のホールいちごで代用も可能ですわ。食感が変わってしまうので、透明ゼリーの中のいちごだけは生のものを使ったほうがいいと思います。だから、なるべく安価で手に入る旬の時期に買って作ることをおすすめしますわ。
作ってるときも、食べるときも、どちらもワクワクしてうっとりできるので、春から初夏にかけてスーパーマーケットでいちごを見かけたらぜひ作ってみてくださいな。特別な気持ちになれるケーキよ。
ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。