ロリ子さんちの白菜キムチ漬け
Equipment
- ザル
- 厚手のビニール袋
- ボウル
- フードプロセッサー
- 大きめのタッパー
Ingredients
- ½ 玉 白菜
- 2 束 ニラ
- 1 個 玉ねぎ 中ぐらいの大きさ
- 1 本 にんじん
- 1 カップ 干しあみエビ 干しエビでもいいわよ
辛い漬け床の素
- 2 大さじ 粗挽き唐辛子
- 2 大さじ 粉唐辛子
- 2 大さじ 白玉粉
- 2 大さじ 砂糖
- 2 大さじ おろしニンニク
- 1 大さじ 塩
- 150 g いかの塩辛
- 1 大さじ あさりダシダ
- 1 大さじ 牛ダシダ
- 1 大さじ あごだし
- 1 大さじ ほんだし
- 1 大さじ 昆布だし
- 1 大さじ 煮干し粉
- 1 大さじ ナンプラー
- 1 大さじ 干しエビ粉末
Instructions
- 白菜を洗って水気を切り、ザルに並べて6時間ほど天日に干します。
- 葉っぱよりも、白菜の芯を優先して干してね。できるだけ水分を抜きたいの。
- いかの塩辛はなんでもいいのよ。まぐろの酒盗とかでもOK。
- フードプロセッサーで玉ねぎとにんじんをすりおろします。
- 大きなボウルに辛い漬け床の素を全部入れて混ぜます。
- すりおろしたものと、辛い素を合わせます。
- よーく混ぜてね。素手でやると皮膚が死ぬから手袋かスプーンでやるのよ。
- ニラを3~4cmほどの幅で切ります。
- 辛い素と、干した白菜とニラを合わせます。
- 干しあみエビ(干しエビ)をフライパンで軽く煎って香りを出します。
- 煎った干しエビも加えてよく混ぜます。手袋使ってね。
- よく辛い素と混ざったら、ジプロックなどの厚手のファスナー付きビニール袋に入れて、空気をなるべく抜いて口を締めます。
- 念の為、もう一枚袋に入れてダブルロックをした上で、タッパーに入れて冷蔵庫で寝かせます。ニオイ漏れはこれでだいぶ減るはず。
- 次の日から、浅漬けとして食べられます。取り出すときは清潔な箸や手袋などで取り出してね。冷蔵庫で1ヶ月以上保ちます。
Notes
市販のキムチってなんであんなに甘いわけ?
ヘタすると主成分がブドウ糖液が一番多かったりとかするのあるじゃない?わたしはもっとソリッドにトガった辛さと旨味をガツンと味わいたいわけよ。そりゃ万人受け狙っていったら、唇腫れるぐらい辛いのなんか作らないわよね。仕方ないわよ。だから自分で作るしか無いのよ。
あと、大きな白菜の芯を食べたいのよね。サクサクなのも好きだし、水分が抜けて柔らかくなったのも好き。ある程度の歯ごたえを持った白菜の芯に、辛さと旨味を吸い込ませて味わいたい。キムチに関してはだいぶ変態度が高いわね、わたし(´_ゝ`)
今回はスタンダードな白菜で作ってますけれど、要はこの辛い漬け床にきゅうりや大根を漬ければ、お好きなキムチができますわ。白菜である必要なんかそもそもないのよ。自由度が高いので、一度好みの辛さと旨味を分量で把握してしまえば、あとはカンタン。
本来は白菜の葉を一枚一枚ヤンニョムを塗って重ねて丸めてツボに入れて・・・とか、なにかしらの韓国式お作法があると思うのですけれど、わたし思いっきりだしの素を入れまくってるので、原始キムチ好きな人には怒られるかもしれない(笑)
漬物の美味しさを化学で分解していくと、塩分と酵素で発酵されたことによる酸味が基本の味。そこに旨味を加えることで深い味わいが出てくる。とはいえ、マジな韓国食材の『あみえびの塩辛』が、なかなか手に入らないので、日本の食材で代用したっていいじゃない?とおもってね。
似たような海の発酵食材として、いかの塩辛やまぐろの酒盗と使うことで、何ら問題なく美味しいキムチになりましたわ。酵素を持っている塩辛の漬け汁が大切なの。
一度、塩辛なしで漬けたことがあったのですが、やっぱり全然旨味が足りなかったのよね。動物性の発酵汁って大切。鰹節粉や煮干し粉だけでは到達できない旨味があるので、発酵液として塩辛は必須。
辛さのための唐辛子は、最近では最寄りのスーパーなどでも韓国食材棚の中にあったりするので、手に入りやすいかも。
レシピでは、粗挽き唐辛子と粉唐辛子を使っていますが、なければ粉唐辛子だけでもOKよ。辛ければ辛いほどいいじゃんと思ってハバネロ粉を使ったことがありましたが、辛すぎて無理でした。旨さが飛ぶのでダメ。やはり唐辛子に限ります。
冬に向けて白菜がひと玉でお安く売られてるのを見つけたら、ぜひ常備菜としてキムチ漬けに利用してみてくださいな。市販のキムチが高く感じて節約にもなるし、自分好みの味を追求するのも楽しいわよ。
ロリ子さんちと同じものはAmazonで買えます。