ロリ子さんちのゴーヤチャンプルー
Equipment
- フライパン
- ビニール袋
- スプーン
Ingredients
- 2 本 ゴーヤ
- 1 丁 木綿豆腐
- 200 g 豚肉切り落とし
- 1 大さじ 片栗粉
- 1 大さじ ごま油
- 2 個 パプリカ
- 1 大さじ ほんだし
- 3 個 たまご
- 少々 こしょう
- 1 大さじ 煮干し粉 かつお節粉等
合わせ調味料
- 3 大さじ オイスターソース
- 1 大さじ しょうゆ
- 2 大さじ 酒
Instructions
- ビニール袋に豚肉を入れ、片栗粉大さじ1を入れて全体に薄く粉がつくように、よくまぶします。
- ゴーヤは半分に切って、スプーンで白いワタの部分を丁寧に削り取ります。白いのが苦味の元なので、苦いのが好みの人は種を取る程度でOK。
- 3~5mm幅に切ります。
- 軽く塩を振って、全体になじませてしばらく置きます。
- パプリカも種を取って、薄切りにします。
- 木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱容器に入れてラップをせず9分レンチンします。
- たまごは軽く溶き卵にします。
- よく熱したフライパンにごま油を入れ、溶き卵を流し入れたら素早く箸でかき回します。
- ゆるめのスクランブルエッグができたら、すぐに元の器へ取り出します。
- 同じフライパンにごま油を入れ、片栗粉をまぶした豚肉を入れます。
- 肉の表面が色づいたら、塩を振ったゴーヤをよく絞り、水気を切ってからフライパンへ入れます。
- パプリカも入れます。
- やや火が通ってきたら、ほんだしを入れます。
- 全体が馴染んだら、レンチンした豆腐を入れ、焼き目を付けながら大きめに崩します。
- 胡椒を入れます
- 合わせ調味料を作っておきます。
- 豆腐にも肉にもしっかり焼き目が付いたら、合わせ調味料を回しかけて入れます。
- 煮干し粉などの魚粉を入れて、全体的に馴染むよう煽ります。
- 取り出しておいたスクランブルエッグを戻して、軽く崩し絡めます。
- 器に盛って、できあがり。
Notes
夏野菜の代表でもあるゴーヤ(にがうり)は、夏の暑さと日射しで弱った体に必要な栄養素がいっぱい入っています。苦瓜というだけあって苦味が強い野菜ですが、実は苦いのは中の白いワタの部分だけ。しっかりスプーンでこそぎ取って、塩もみの下処理をすれば美味しく食べられますの。
とはいえ、いくら体に良くてもこの青臭さと苦味が苦手な人は多いですわよね。わたしもその中のひとりでした。でもね、いまや子どもが給食で食べるぐらいメジャーな料理になったゴーヤチャンプルーが、苦いから・食べ慣れないからといつまでも苦手意識をアップデートできない大人ってダサいじゃない?
「え、大人なのに好き嫌い言ってんの?プ。」ってわたしの中の小学生の私が言ってんのよ。大人なら定期的に苦手な味でも再確認していくべきだとおもうのよ。食べてみると意外と平気になってるもんなのよ(笑)
そんな感じで、塩・しょうゆ・ソース・トマト等いろいろゴーヤチャンプルーの味を試してあれこれやった結果、オイスターソースとパプリカの組み合わせが一番合うなぁという結論に至りました。
我が家のオイスターソースは李錦記よ。オイスターソースを使う理由は牡蠣の旨味が必要だからで、しょっぱさでごまかしたり別のものでかさ増ししたりしてるようなオイスターソースは邪道。無意味。しょうゆ味を求めているのに、みりんでかさ増ししてる味付き醤油みたいなもんよ。
あとは旨味を足したくて入れた、煮干し粉とほんだし。
入れなくても良いとは言えないほど、ただの炒めものをグレードアップさせてくれる旨味の元。これがあるのとないのとではどえらい違いがありますのよ。
ゴーヤの苦味、パプリカの甘酸っぱさ、オイスターソースの甘みと塩味、魚粉の酸味と旨味が合わさって深いコクが出るのです。どれかが足りないと、ゴーヤの苦さだけを感じてしまったり、しょっぱいだけで素材の味が無くなってしまったりバランスが取れないことで美味しくない結果になってしまう。
ゴーヤといえばゴーヤチャンプルー、といったド定番がゴーヤの食べ方みたいになってしまってますけれど、いわゆる野菜炒めの味の幅なんて、各家庭それぞれが持っているので無限大よね。その中でも苦味を味わうための味付けってものをマスターしておくのは悪くないと思うのよね。
ぜひ良さげなゴーヤを見つけたら、トライしてみて頂戴。美味しいわよ~~~(*゚д、゚)
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