絶対に失敗しない、おいしいカルボナーラ
Equipment
- フライパン
Ingredients
- 200 g フェットチーネ なかったら普通のスパゲッティ
- 4 個 卵黄
- 100 g ベーコン
- 300 ml 牛乳
- 200 ml 生クリーム
- 1 大さじ 鶏ガラスープの素
- 3 大さじ 白だし
- 1 カップ とけるチーズ
- たっぷり 粗挽き黒胡椒
Instructions
Notes
長い長いあいだ、ずーっとわたしは卵を使う料理を作るのが苦手でしたの。繊細な食材だから、雑なわたしには火加減を間違ったりすることが多くて失敗ばかり。特にカルボナーラは、ぼそぼその食感になったり、チーズの酸味だけの味付けになったり散々なものしか作れなかった。
失敗続きのせいで、常に私に敗北感を与えるカルボナーラという料理が大嫌いになっていました。新婚当初、カルボナーラが大好きなヒゲが「カルボナーラ作って」というのを、全力で拒否した覚えがあります。あまりにわたしが嫌がるので、ヒゲが家でカルボナーラの話をするのをやめようと、二度と口にしないようになりました。
それから約10年『本当にこのまま苦手でいいのか?』と、わたしがわたしを見つめ直すタイミングがやってきました。苦手だから、失敗するからと逃げ続け、作ることが出来ないままでいいのか?良いわけありませんわよね。負け続けで料理上手を名乗ろうなんて、今の私が許さないわ。
そんなリベンジ精神から生まれたのがこのカルボナーラです。どうにか卵をぼそぼそにしない工夫をしてみました。チーズの酸味だけが走らないように、だしの素を使っています。ついに出来上がったカルボナーラを食べたヒゲが、「やっとうちでカルボナーラ食べられる」と喜んでいたので、長年の苦手意識が供養できた気がします(笑)
苦手意識を克服しようと、真正面から向かい合うって、思ってる以上にエネルギー使いますわね_(3」∠)_でもチャレンジできた自分を褒めてあげるって気持ちがいいものね。これを機にいろいろがんばってみようかしら。
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